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小さい子には普段の生活の中で教えていこう

幼児向けの知育玩具、教材といったものはさまざまなものが出ています。

幼稚園や小学校受験専用のものは別にしても、たとえば扱いやすい太いロープやリボンがあります。これで結び方の練習をしたりします。

あるいは迷路のプリントは頭の体操としても、クレヨンなど筆圧をかけて「書く」練習にもなります。時計の読み方の玩具やひらがなのポスターなんかもありますね。

こういったものをもちろん、利用するのもひとつの手です。

しかし身近にも幼児にいろいろなことを「教える」のに便利なものがあります。

たとえば1年生になってから覚える「時計」ですが、これは普段の生活から必要なもので早くに教えたいもののひとつです。

ところが現在では、親も腕時計より携帯のデジタル画面で時間を確認することが多いですし、おうちにある時計もデジタル画面のものが多いでしょう。

朝テレビをつけて、ニュース番組の左上に出るデジタル数字を時計がわりに見ているお宅も多いのではないでしょうか。

子供に「針」のある時計を普段からなじませてあげるといいのです。たとえばアナログな目覚まし時計をリビングにおき、「さぁ見て、この3ということころにきたらおやつにしようね」と話しかけることから始めましょう。時計の読み方と同時に数字も覚えるわけです。

数字の感覚は普通の食卓でもできるものです。

あんぱんを2つおいて、「1コママが食べるから、あと1コ残るね」と普通に話しかけてやればいいのです。これも別にわざわざ計算というような教え方をしてはいけません。

「パンが2コあるねぇ、イチ、ニだ」と普通の会話の一部として子供の耳にふれさせておくのです。

教材の利用も便利ですし、よく考えられたものですからいいのですが、どうしても親のほうも「学習教材」と身構えて教えがちです。

それ以外に、普段の生活のシーンの中に、ひらがなや数字の概念を教えるチャンスをとらえて、くりかえし子供に話しかけることが大事なのです。

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