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積木で遊ぼう

知育玩具はいろいろなものが出ています。

しかしなんといっても、やはり昔からある「つみき」というのはよくできた、子供の想像力と興味を延ばすに最適な玩具だと思います。

おもちゃ屋さんに行けば、やはり子供はカラフルで音がなり、ぴかぴか光るものに興味がひかれます。でもそういったおもちゃは、それ以上に展開して遊ぶといったことがありません。

私自身「そういうおもちゃは与えない」というような強いポリシーはありませんし、実際に子供だってピカピカしてピーピー音が鳴るおもちゃは楽しいでしょう。

積木やブロックといったものは、まずごく幼いうちならそれを握ることから始まり、積み上げたり、くずしたりする遊びをします。多くの子供はこの「くずす」遊びに夢中になります。

お母さんが側にいて、高く高く積木をかさねて、子供にくずさせてあげると喜ぶものです。トンネルを作ってあげて、車を通してみせてあげましょう。お人形さんのベッドを作ってみてあげましょう。

お子さんと一緒に、積木やブロックでいろんなことができます。なにより、お子さんはお母さんと一緒に「遊んでる」ことが楽しいのです。

少し大きくなったら、積木を数えてみるのもいいでしょう。

「ママにひとつ、○ちゃんにひとつ」そうして積木をわけてみたり、いくつ重ねられるかなと競争したりします。

積み上げた高さによって「数の多い少ない」という、実はとても大切な「数の概念」の土台が子供の脳裡に焼き付きます。

積木やブロックの遊びには、そういった親がわざわざ意図しなくても、充分に「学習の基礎」となるべく体験が含まれていることが多いのです。

ひとつだけ、注意が必要ですが、積木にしろどんな玩具にしろ、親が「こう遊ばせよう」とあまり躍起にならないようにしてください。

子供の想像力や興味は必ずしも、親が望むことと一致しないかもしれません。でも子供が見つけて「こうしたい」という遊びがあったら、ぜひそれを一緒に楽しんであげてくださいね。

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