残業やストレスなどによる睡眠障害で、不規則な睡眠になっていませんか?昔から睡眠は食事と同様に、私達人間に
とって大切なものです。その睡眠の質は、身体的にも肉体的にも密接に関わっています。では、睡眠の質が悪いと、
どのようなことが起こるのでしょうか?
女性は、不規則な時間の睡眠や睡眠不足によって、ホルモンバランスが崩れ、無月経や生理不順などの症状が起き、
やがては不妊症の引き金になってしまいます。また男性は、性交障害やED(勃起障害)などの原因となり、
これもまた不妊症の引き金になってしまいます。
そもそも睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の2種類があります。まず「レム睡眠」とは、身体は休んでいるが、
脳は起きている浅い睡眠状態のことを言います。特に健康な男性にとって「レム睡眠」は、朝立ちなどの勃起状態を
起こすためにも大切なもので、ED対策としても有用です。次に「ノンレム睡眠」とは、身体も脳も休んでいる深い
睡眠状態のことを言います。特に女性ホルモンの分泌が盛んで、排卵や黄体形成を促進するのに大切なものです。
最も質の良い睡眠として、ゴールデンタイム(22〜2時)を含めた1日7時間睡眠が大切とされています。また
ゴールデンタイムは、ホルモンの分泌が盛んで、自律神経を整える大切な時間帯です。しかし、この時間に毎日睡眠を
とるのは中々難しいものです。そんな方は、せめて24時には就寝する、決まった時間に起床する、目覚めたら
カーテンを開けて日光を浴びるなど、些細なことでも睡眠の質は上がります。
少しでも睡眠の質を良くし、健康的な毎日が送れたら良いものですね。