近年、冷え性や低体温である女性の増加による無月経や、生理不順などの排卵障害が増えてきています。この排卵障害などが
引き金となって起こるのが、不妊症です。不妊症の詳しい原因は不明ですが、喫煙、無理なダイエット、ストレス、
冷え性などの多くの生活習慣が重なって起こるとされています。
そこで、不妊症の原因のひとつの冷え性対策として、身体を温める適切な「入浴」方法を紹介します。
そもそも「入浴」の何が、身体に良いのか知っていますか?ひとつめは、身体を洗うことで皮膚を刺激し、体表面の
血流を促進させることです。ふたつめに、湯船につかることで身体の芯から温まり、血行が促され、汗をかくことで
老廃物を排出してくれることです。
適切な入浴方法としては、43℃の熱めの湯船につかり、冷水のシャワーを浴びるという行為を3〜4回繰り返し、
入浴後は十分に水分を摂り、20〜30分安静にするという方法です。
しかし、そんな入浴法が面倒だという方は、38〜40℃の湯船に20〜30分つかる半身浴がおすすめです。湯船に
つかっている間は、読書やストレッチなどをすることで、リラックスし、飽きずに継続させることができます。
他にも、週2〜3回就寝前や起床後に5〜6分の足湯(湯船の温度+3〜4℃)をするのもおすすめです。
このように、ひとことに「入浴」といっても様々な方法があります。飽きずに継続するためにも、色々な入浴方法を
試して、楽しみながら冷え性対策=不妊症対策を行ってみたら良いのではないかと思います。