不妊症の病状と言われる排卵障害や子宮着床障害の原因のひとつに冷え性があります。現代社会の2人に1人の女性は
冷え性と言われるほど、私達女性には身近なものです。
冷え性には様々な原因があると言われていますが、その中でも毎日の「食事」の改善は、最も有用であると
されています。そこで、身体を温める食事についていくつかポイントをお教えします。
普段、私達日本人が主食とする白米、小麦が原料のパンは、身体を冷やす食べ物と言われています。しかし、主食である
白米やパンを食べない食事は中々考えにくいものです。そこで、白米に五穀米や黒米などの雑穀を混ぜ込んだり、女性に
多く必要とされる亜鉛を多く含むごまをかけて食べるなどの工夫をすると良いとされています。また、水分を多く含む食品も
身体を冷やすと言われています。お酒類も、ビールやワインなどではなく、焼酎などの温かい物が良いとされています。
他にも、納豆、味噌、醤油、漬物などの発酵食品や、サバ、サンマなどの青魚、亜鉛を多く含むエビ、カニなどは、身体の
ホルモンバランスを整える働きがあり、冷え性に効果的と言われています。もちろん、食べ過ぎ、飲みすぎは血液供給を
低下させ、体温を低下させるのでよくありません。
また、不妊症は女性だけの病気ではありません。男性もEDなどの不妊症状を持っています。そんな男性には、
じゃがいもや蓮根などの根菜類、納豆やオクラなどのネバネバ食品を摂ることで、生殖能力、下半身力を高めることを
おすすめします。他にも、エビ、カニなどの亜鉛を多く含む食品は、セックスミネラルが豊富とも言われています。
このような食事改善で、不妊症対策を行ってみるのもいいかもしれません。