冬場でも素足、ミニスカートを履く、上半身は厚着をするが下半身は薄着、普段靴下をあまり履かないなど、自分自身に
当てはまる点はありませんか?これらは全て、現代女性に多い「冷え性」の原因です。
「冷え性」になると、夜寒くて寝付けないなどの睡眠障害や、その睡眠障害によるストレス、肌荒れなど、様々な症状が
出てきます。また、その「冷え性」が原因で、近年増加傾向の無月経、生理不順などによる「不妊症」の原因にも
なります。そんな「冷え性」対策のひとつとして、まずは普段の服装改善から行ってみましょう。
昔からある四字熟語に「頭寒足熱」があります。これは、頭は寒くても足元を温めれば、全身が温かくなるという
意味です。つまり、冷え性を改善するには、足元(下半身)を温めることが重要ということです。
よくある靴下を重ね履きするのも、ひとつの方法です。また少々暑いかもしれませんが、春夏は足首までのスパッツを
履いたり、絹の靴下を着用したり、秋冬はウールなど厚手のスパッツ、靴下を着用するなどの方法があります。他にも、
お腹までスッポリと包む下着や腹巻きを着用するのもおすすめです。
また、素材としては絹や綿、ウールなどの天然素材は、ムレも少なく、肌にも優しいのでおすすめです。一方で、
ガードルなどの矯正下着は血管などを圧迫し、血流が悪くなるので使用しない方がいいと思います。
見た目やファッションに気を配ることもいいですが、これから長く付き合っていく自分の女性としての健康な身体作りの
方が、もっと大切ではないでしょうか。