英語を活かせる仕事は世の中にはたくさんあります。その中でも、海が好きな人に向いているのが海技士という職業です。この仕事は海へ出る仕事ですから海外へ行くことが多くなりますので、英語ができる方がいいに決まっています。
海技士というのはいわゆる「船乗り」のことですが、この職業に就くためには国家資格と一定の期間の乗船経験が必要となります。そのためには商船大学へ行く人が多いです。
私の友人にも商船大学へ行った人はいましたが、乗船経験を積むために船で海外へよく行っていました。その友人は海外へ行くと英語を使っていたようです。
ただし、この仕事はいくら英語ができても船が苦手な人にとってはきつい仕事です。すぐに船酔いしてしまうような人は最初から向いていません。あきらめた方が身のためでしょう。
海技士でも国内の海にしか行かない人もいますが、やはり船乗りになる以上は外洋へ出て世界の街を見てみたいと思うものです。
ですが、海の仕事というのは過酷であるというのは忘れてはいけません。特に外洋へ出て外国へ行く時には、しばらく陸へ上がらないということは当たり前です。陸が恋しくなるなんてことはしょっちゅうでしょう。
独身であればそうでもないのかもしれませんが、やはり家族や恋人がいれば寂しくなるものです。でも、世界の海を航海していろんな港町を訪れるというのは、かなり刺激的なことです。だれでも体験できることではありませんから、一度きりの人生だと思って目指してみるのもいいでしょう。