30代の働き盛り
40代の安定した暮らし
老後も意識しだす50代…
どの世代でも「妙に疲れやすい」人が増えています。
年齢?病気?
健康診断でも特に異常はない。
そんな働き盛りの不思議な体のダルさ。
あくびがよく出たり、頭が重くて頭痛がする、体がけだるいといったことはないでしょうか?
もしかするとそれ、脳内の酸素不足が原因かもしれません。
血流改善で酸素不足は解消されない
酸素不足?
じゃあ深呼吸すればいいかな?仕事で疲れていて呼吸が浅くなっているからかな?
確かにそれは関係あります。
しかし、体の中で酸素を運んでいるのは何か?そう。血液です。
じゃあ血流が悪いんだ!
それもあります。血流が悪いと酸素が脳内、体中にうまく運搬されないので酸素不足になり体調不良となります。
だから血行改善とマッサージにサウナに、コレステロール排除にと何か努力した人も多いのでは?
でも、血流が良くなっても酸素自体が不足していたら?
酸素自体が足りないのに血流が良くなっても、まるで空荷のトラックが一生懸命走っているだけ。荷台一杯に酸素を積まないと意味がないはずです。
体・脳に酸素を運ぶ運び屋は誰だ?
じゃあやっぱり呼吸じゃない…
でも違います。
体、脳の酸素不足を感じるようになるのは特に30代以降の人です。体自体はそんなに不自由していないのに、なぜか頭がぼーっとする、気持ち悪いような眠気で頭が痛い、寝ても寝ても体の重いダルさがとれない…
これらは呼吸法でどうにかなることはありません。
では一体どうすれば?
そのヒントが酸素の運び屋の存在です。
「スクワレン」酸素不足解消の秘訣
酸素の運び屋。
これだけ聞くと血流のことをイメージしますが、血流はあくまで走っているトラックの機能だけ。
そのトラックの荷台に酸素を届ける「本当の酸素の運び屋」こそスクワレンです。
スクワレン。
言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。例えば化粧品なんかは有名です。
化粧品の場合は「スクワラン」と少し表現が違う言い方をします。でも元は同じです。
スクワレンは元々人間の体内にある成分です。
スクワレンは体内の水から水素を取り込む機能があります。するとスクワランという物質に変化します。
その際に、スクワレンは酸素を発生させます。
つまり、人間は呼吸以外にも体内に酸素を取り込む機能があるのです。これって意外に知られていませんよね。
そしてこの発生した酸素は血液に乗り脳や体内に運ばれていきます。
この重要な体内酸素発生機能のあるスクワレン。人は25歳以降からどんどん減少していってしまいます。
30代から陥る表現しがたい、薬でもサプリメントでも解消しなかったダルさ、眠気、気持ち悪さ。酸素不足?そう疑っていたあなたは正解かもしれません。
あなたの体調不良は酸素不足。スクワレン不足が関係している可能性があります。
スクワレンは深海鮫の専売特許!
本当の酸素の運び屋であるスクワレン。
化粧品ではスクワランオイルというものがありますが、それでは体内に取り込んで酸素を生み出すことはできません。
ではどうすればスクワレンを体内に増やすことができるのか?
肝油という言葉を聞いたことはないでしょうか?
化粧品のスクワランもこの肝油から作られています。
そしてこの肝油の原料は深海鮫の肝臓です。スクワレンはサメから作られています。
深海に住むサメ。深海にいても当然酸素が必要です。
しかし深海は光がほとんど届かず、海藻などによる酸素発生が少なくて表層より低酸素状態です。人で言えば高い標高の山にいるような状態。
でもサメがすごくアクティブに動きますよね?
なぜ低酸素状態でそれだけ動いて酸素不足にならないのか?その答えが肝臓にあるのです。
酸素を運ぶスクワレンはどうやったら増やせる?
深海鮫の肝臓は非常に大きく、体の大きさの3分の1もの大きさになります。
その大きな肝臓に大量のスクワレンを貯めこんでいます。
スクワレンが酸素を生み出すに水素が必要ですが、水素を提供する水はいくらでも体内にあります。これは人間も同じ。
でも人は25歳からどんどんスクワレンが減っていきます。減り方も個人差があるため、疲れを感じやすい人は減少スピードが早いのかもしれません。
でも深海鮫は大きな肝臓に大量のスクワレンを持っています。
だからこの深海鮫の肝臓からスクワレンを抽出して体内に取り込めばいいというわけ。
でも、サメの肝油から作ったスクワレンで人に意味があるの?という疑問もあるでしょう。
しかし同じ哺乳類。スクワレンという物質自体が及ぼす作用は人のものと同じです。
しかも、そもそも構造が人のものと非常に似ているため、化粧品の保湿オイルとして使ってもメチャクチャ馴染みがいいんです。
サメ以外にもオリーブやアボカドといったオイル成分が多い植物にもスクワレンは入っていますが、含有量がサメとは比べてモノにならないくら少ないため、スクワレンの原材料はサメ一択となっています。
人間も深海鮫ほどの肝臓があれば、ダイビングでブラックアウトしたり、登山で高山病になることはないかもしれませんね。
スクワレンを自分のものにするには?
サメから取ったスクワレン。
どのように体内に取り込むのがいいか?
一番いいのは空気に触れない状態で精製されたものです。
スクワレンは空気にさらすとすごい勢いで酸化されてしまうため、その性質が変化して劣化してしまいます。
なので精製したスクワレンが外気に触れないようなカプセルタイプのサプリメントが一番効率的です。
肝油にはスクワレン以外にDHAやEPA、αリノレン酸など体の循環に不可欠な栄養の他、ビタミンAやEなど、健康サプリメントで定番の栄養も入っています。
サントリーのセサミンはビタミンEが豊富で人気ですが、元気ある体力には酸素は不可欠。
酸素の運び屋であるスクワレンが取れるサメの肝油のほうが効率がいいでしょう。
鉄も酸素運搬に必要だが…
女性の場合は鉄分不足も影響している可能性があります。
女性は貧血になりやすいように、男性より圧倒的に鉄分不足になりがち。
ヘルシーな食生活を好み、ダイエットなどで食が細くなりがちなのも鉄分不足になる原因。
この鉄分はみなさん御存知の通り、赤血球の中にある酸素を運ぶヘモグロビンの構成物質となっています。
ただ鉄分不足で酸素不足になる前に、そもそもそこまで不足したら貧血症状に悩まされます。
もちろん鉄分不足が酸素不足に繋がりはしますが、鉄分を補って日中の眠気が解消されるとは考えづらいと言えるでしょう。
一番多い酸素不足原因は睡眠中
一番多い酸素不足の原因は、睡眠中に脳がしっかり休めていないためです。
日中に頭が気持ち悪くなるのは睡眠中に脳が休息を取れておらず、働き詰めになるためです。
夜中に何回も目が覚めるような人以外でも、寝ているようで深く眠れていない人は酸素不足になります。
そもそも、本当に酸素不足なら高山病のような症状が出てくるはずなのですが、一般的に酸素不足だと感じる人はそこまでではありません。
呼吸が浅くなっているからといって、頭に酸素がいかなくなるほど酸素を取り込めないということもありません。影響があるのは間違いありませんが。
日中に生あくびが出る人は寝具が原因
特に、日中に生あくびが頻発するような人は、ほぼ確実に夜中にちゃんと眠れていない人です。
その原因はストレス。
ただ日中のストレスよりも怖いのが、睡眠姿勢のストレス。
人間は寝転ぶことで脱力してリラックスできるのですが、寝具が体に合っていないと、寝転がっているのにベストな姿勢を探そうと体が微妙に動き続けます。つまりリラックスできておらず、脳がストレスを抱えたまま無理やり眠りにつくことになります。
よく、ホテルや旅館、友人の家などでベッド、枕が変わると眠れないという話がありますよね。
逆はあるのかと言うと同じくらいあります。
あれは慣れている寝具だから眠りやすい、慣れていないと眠れないというわけではなく、単純に体に合っているかどうかです。
体のひずみが少ない人は、多少の合わないは体が対応しますが、酸素不足になるほどの人は体が対応できず眠れなくなります。
どこでも眠れるという人は、神経が図太いことよりも、体が柔軟で歪みがないから、自分の体で寝具の悪さを何とかできる人というわけです。
だから、酸素不足に陥るほど夜ちゃんと熟睡できていない人は、寝具を変えると翌日の頭がびっくりするくらいスッキリします。
一度、いい寝具を揃えているホテルにでも宿泊してみればいいと思います。
あっさりと日中のダルさ、頭痛、気持ち悪さから開放されるかもしれませんよ。