乳製品は太るって聞いたことありますよね。
- 牛乳
- チーズ
- バター
- アイスクリーム
- 練乳
- 乳酸菌飲料
いろいろありますけど、どれもとろっとしていてまったりした味。いかにもカロリーが高そうでダイエットの時はご法度っぽいですよね。
でも、乳製品がダイエットに良くないというのは、そのほとんどがカロリー面についてだけなんです。
むしろ、乳製品に含まれるあるものが、むしろ内臓脂肪を燃やすのを助けるということが発見。乳製品は太るという概念が少し変わりそうなんです。
乳製品が太りやすいのは簡単に高カロリーをとれるから
乳製品自体が太るのではなく、乳製品が使われる食べ物が高カロリーなうえ、食べやすい味になり食べ過ぎに繋がりやすいのが理由です。
実際、牛乳やヨーグルトなど単体で食べるものだけで太るなんて経験はないのでは?
乳製品には脂質が多く含まれていて、それ単体で食べる場合でも、何か料理に加える場合でも味にまろやかさを感じます。
製品1gあたりのカロリーが高く、口当たりも良くて、摂取カロリーの割にお腹に溜まるわけじゃないから満腹感がかなり遅れてやってくるのが問題です。
つまり、乳製品自体に何か脂肪を増やして太らせるような効果作用はなく、ただ単に脂質などの高栄養がギュッと詰まっていて、なおかつ口当たりがよくてついつい食べ過ぎてしまう。その結果、全く意識しない内に過剰なカロリーを体内に入れてしまって太るというわけです。
だから乳製品がダイエットにダメってことはありません。良質のタンパク質もカルシウムも取れます。ダイエットにいい栄養ですよね。
乳製品を食べるな!というダイエット指導の本当の秘密
自宅で料理しないのなら、かなりのメニューに乳製品は使われているんですよ。
ダイエットを指導するようなスクールや病院だと、乳製品を一切絶ちましょう!ということを言われることもありますが、これは純粋に乳製品がダイエットに良くないというより、乳製品を避けるということを意識すると、特に外食では高カロリーな食事を避けられるからなんです。
ダイエットってメチャクチャ神経使ってストレス溜まるじゃないですか?それなのに、いちいちあれはダメ、これはダメって食べていいものと食べちゃいけないものを指定されると、大体の人は2週間持たずに破綻するんです。
そこで有効なのが、乳製品を一切控えましょうという魔法の言葉です。
これを信じて行動すると、自然に高カロリーな食事を避けることができるんです。乳製品ってどんな料理に使われているのかな?って考えたら、だいたいみんなが好きそうなハイカロリーなものにはだいたい使われているんですよ。
- ケーキ
- チーズハンバーグ(普通のハンバークよりカロリー大幅アップ!)
- バタートースト
といったいかにも!という料理以外にも、
- たらこスパゲッティ
- カレー
みたいに一見乳製品が入っていなさそうでも、見えないところでバターがたっぷりと使われていたりするんです。コクを出すのにバターは必須。特に外食は食べる人の健康やダイエットなんて気にしておらず、美味しければいいので家庭ではありえないほどの乳製品が投入されています。
唯一例外とすると、ハーゲンダッツみたいな濃厚じゃない安物系アイスクリームですね。乳脂肪が入ってはいますがその量は少なく、カロリー的には意外に少ないんです。あれはほとんど水と砂糖なので、甘さの割には純粋にそれらだけのカロリーで済むんですね。
なぜ和食がダイエット向きなのか?その理由も乳製品にあり?
そういうことです。
例えば和食は洋食より痩せやすいと言われますよね。何でかというと、ほら乳製品が使われていないじゃないですか?
でも洋食は何かと乳製品が含まれています。
これは洋食と乳製品の相性が良くて、おいしくするために不可欠な関係だからです。乳製品は主に「コク」を出すために大切な食材になります。
でも和食はダシ文化で乳製品のようなものを使わなくても「コク」を作れます。だから必然的に脂分が少なくなり、和食はヘルシーだと言われるわけです。
だから総合的に和食を今より意識して食べていくようにすれば、別に乳製品を敵視して避ける必要なんてありません。乳製品自体が太るということはないのですから。
ダイエット中だからと乳製品を避けるような意識だと、あれは食べてはダメ、これはダメとストレスが蓄積します。それってダイエット失敗の典型例。
別にヨーグルトが好きなら食べていいですし、チーズが好きならピザを食べたって構いません。だって、スリムな人がそういった食事を完全に避けていると思いますか?そうじゃないですよね。食べていますよ。スリムな人も。
痩せるか痩せないかは、何を食べて何を食べないかで決まりません。もっと大まかなところで決まるんですよ。
どんなスリムな人だって、毎日3食ピザなら絶対に太ります。でもそれって乳製品のせいでしょうか?違いますよね。結局、食材は量のバランスで決まるということ。口にして悪い食べ物なんてそうそうないのですから。
ダイエットがうまくいく意外な秘訣
ダイエットに失敗する人は、ダイエットしている自分を褒めていないから失敗するんですよ。
どういうことか?
例えば、マラソンを完走しようとした場合、完走できたというのがダイエット成功と同じです。
では10km、20kmという中間地点は…
というと、ダイエットに失敗する人はこの部分に当てはまるものがないんです。
マラソンなら10kmは何とか走ったぞ!次は20kmまでいけるかな?
と自分がやってきたことの実感、そして結果が出ていることを認識できていますよね?
でもダイエットがうまくいかない人は、ただひたすら我慢、努力が続くだけで、それをやってきた自分を全く褒めていないんです。
考えてもみてください。もしマラソンを走っていて五里霧中だったら…自分が何km走ったかも分からない状態だと相当つらいですよ?先が見えないんですから。
ダイエットが成功しない人はこんな状態でダイエットを続けるから失敗するんです。もっと些細なことで、ダイエットをしている自分をほめてあげてください。
まず超簡単な努力を1回だけやってみよう!
もしあなたが乳製品を明らかに食べ過ぎているなら、確かにそれが太る原因かもしれません。
そう思っているなら、1週間の内1日だけでも大好きな乳製品を控えるというのをしてみてください。1日だけでいいです。
それを1週間、つまり1回できたらそれでO.K.です。1回我慢できた自分をほめてください。たった1回なんて誰でも…と思うかもしれませんが、100回我慢できる人もその最初の1回我慢した経験があるんです。同じ道を通ります。
1回で褒めてダメなら何回なら許されるのでしょうか?
マラソンのように途中で自分を認めてあげる場所がないダイエット。しかもマラソンに例えるなら42.195kmなのか100kmなのかゴールがどこなのか見えないんですよ?ダイエットって。
だったら1回できただけでまず成功じゃないですか。褒めましょうよ。自分を。
あなたでもできる絶対うまくいくダイエット方法の具体例
何でもいいのですが、何か特定のものを積極的に食べたり飲んだりするダイエット方法はダメです。それって努力じゃないから。
何か小さくてもいいから、やりたくもないダイエット方法を選びましょう。
例えば、運動なら、寝る前に腹筋を1回やって寝ましょう。それだけでいいです。物足りなくなってきたら2回にしましょう。それだけでも、やらない人より偉いじゃないですか。絶対にプラスですよ。
ホットヨガなんか女性のダイエットにうってつけですが、行こうとすると億劫になるじゃないですか。自分は続けられないんじゃないかとか。
だったら体験会だけ1日行けばいいですね。行ってそれでおしまい。それでもいいですよ。行動したんですから。もしホットヨガが自分に合わないと分かったなら、次からそれ以外の選択肢になり楽になり、ダイエットに失敗する確率が減ったじゃないですか。
それにホットヨガがすごく楽しく感じるかも知れません。これって体験会に行かなくちゃ分からなかったことですよね。すごいじゃないですいか。痩せる日が近づいていますよ!
流行りの酵素ドリンクダイエットだったら、別にこうしましょう!という決まり通りにする必要ないです。例えば日曜日とか、1日家にいるときだけ1食酵素ドリンクにしてみるとかでいいです。毎週とかしなくてもいいんです。
それでだいたい分かるじゃないですか。酵素ドリンクだけにしたら体がどうなのか。何となく体が軽く感じるようならもうちょっと続けてみようかとかなりますし、ダメだこれ…と思ったら次から違う方法が選べて成功率が上がります。
何か1つ、小さくていいからちょっとだけ努力してみてください。そしてそれをやってやったぞ!って自分を褒めてください。それじゃ自分に甘い?
甘いかどうかは人それぞれですよね。誰もモデルになろうとか、プロボクサーになろうとしているわけじゃないのですから、自分だけの基準でいいんです。
こんな感じで何か1つ始めてみてください。乳製品がどうかとか一切気にならなくなり、自然に努力できるようになり痩せられるようになりますよ!!