最近、低体温の子供が増えているそうです。
健常者の基礎体温は36.5℃です。細胞の新陳代謝が活発なため、免疫力が高い状態を維持できます。
ところが低体温の人は35℃台以下です。新陳代謝が悪く、太りやすくなり、免疫力も低下します。
免疫力が低下すると、風邪など病気にかかりやすくなり、またアレルギー症状も出やすくなります。
低体温にならないように気を付けてあげたいですね。
子供の低体温の対策は、適度な運動・睡眠が有効です。
さらに、十分な水分補給が有効ともいわれています。
子供の体にとって一日に必要な水分は、キリンMCダノンウォーターズ株式会社の調査によると、体重9kgの乳児で1,350ml、体重15kgの幼児で1,500mlとのことです。
水分をとるときは温めて飲むよりも常温を飲むことが推奨されています。
日常生活での水分の摂り方は、運動や入浴や就寝など汗をかく前後がよいそうです。
一度の量についても、コップ1杯程度を目安に少しずつ飲みましょう。一気にたくさん飲むと胃に負担がかかります。
摂る水分は水かお茶がおすすめです。
例えば牛乳では消化吸収に時間がかかり胃腸に負担をかけますし、ジュースでは糖分の摂りすぎで体を冷やしたり、肥満や虫歯も心配です。
またミネラル水は乳幼児に向きません。ミネラルをおしっこで体の外に出そうとする働きにより水分を使う為、腎臓に負担がかかるからです。
子供は遊ぶことに夢中になると、水分を摂ることを忘れてしまいます。
しっかり水分補給を心掛けて、子供のために良い習慣をつけていきましょう。
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