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健康・医療

カランコロンの氷の音

清涼飲料水、特に乳酸菌の入ったものは、大人が飲むときって、やっぱりガラスのコップにいれて、カランコロンと氷のあたる音がすることは絶対条件のように思います。実際に、ペットボトルでいくら冷えていても、やっぱりカランコロンがないと寂しく思ってしまうのはわたしだけではないでしょう。

ところが、これはこどもにはあまりあてはまらないようです。子供にとっては、飲み物は熱くなければいいのであって、ぬるかろうがつめたかろうがどっちでもいいような反応をします。

水であっても、麦茶であって、清涼飲料水であっても、下手をすると炭酸飲料水であっても冷たさを気にする子供は少ないようです。

小学校に入り、少しずつ大人を意識し始めると初めて冷たさを気にするようになりますが、これは決して冷たいものをおいしいと感じているのではなく、ちょっと背伸びして大人の会話にはいりたいだけように思います。

小学校でも高学年になると、どうやら冷たいものをほしがっているようです。

幼児の時には、わたしたち大人も氷をいれた水を飲ませることはありません。冷たいというのもそうですが、氷自体を飲み込んでしまい事故につながることを避けるためです。

ですから子供たちにとってカランコロンは、さほど重要なことではないようです。

先日もぬるくなった麦茶を普通に飲んでいる子供を横目においしいのかときたところ、「のどかわいたからね」という返事でした。なんとも不思議な会話です。

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