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ママと子供では「読みたい本」が違うもの

図書館や本屋さんでお子さんと絵本の1冊でも選ぼうとすると、お子さんのほうが意外な本を持ってきたりすることがよくあります。

例えば男の子の場合だと、お母さんは民話とか物語性のある絵本を選ぼうとしているのに、車の子供向け図鑑とか仮面ライダーの本を持ってきます。

女の子にシンデレラを買ってあげようと思って来たのに、女の子はキティちゃんの雑誌とかたまごっちの絵本を持ってきます。

親のほうでは「絵本」は「絵がついた物語」でなくてはならず、読みすすめることでお子さんと楽しい想像の世界が広がるのを頭に描いています。でもお子さんにとっては「興味のあるものがのっている本」が読みたいわけです。

正直、(うちは息子ふたりなので)、本屋さんでも図書館でもレンジャーものやウルトラマンや、トミカ百科ばかり選ぶのでちょっとガッカリした時期もあります。

でも、少し考え直してみると、そうして「本を選ぶ」という時間をまず体験させることじたいが大事なような気もします。

なのでわが家では、「子供が選ぶ1冊、ママが選ぶ1冊」で2冊を図書館で借りるようにしていました。

それから図書館の絨毯じきの「子供コーナー」で思う存分、好きな本を眺めさせて満足してから、ママが選んだ数冊をならべてその中から借りる1冊を選ぶ、という方法をとったりもしました。

親が読ませたいなぁと思う絵本は、子供が率先して選んでもってくるタイプではないことが多いものです。でも、たとえば、ぐりとぐら、とか、かちかち山、なども、ベッドで寝る前に読むと子供は大興奮です。

本を選ぶのに叱ってばかり、ケンカしてばかり、では本に対する印象が悪くなるばかりです。本人の意見も聞いてあげながら、お母さんが読んで聞かせたい本も上手にすすめてあげてほしいなと思います。

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