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わが家の約束事を決めよう

小さなお子さんをお持ちの親御さんにとって「子供をどう育てるか」ということは漠然としつつ、非常にリアルな問題ですよね。

例えば小学校受験の際など「ご家庭の教育方針をお聞かせください」という質問があります。

むろん受験をするようなご家庭であれば、問いに対する返答を用意しているでしょうが、一般的にごく普通のおうちで「教育方針」と改めて言えるようなハッキリとした指針のようなものがあるものでしょうか。

家訓のようにおうちの教育方針をきっちり決めているようなお宅はまれなはずです。

でも同時に「なんとなく」こんな子供に育ってほしい、という希望や願いは家族で、夫婦間などで話し合っていると思います。

教育方針だけでなく、子供の躾や学習に対する考え方は千差万別で、どれが正しいということはありません。また、ある人にはそれが有効であっても別の人にはうまくいかないということもあります。

こういうことを考えるとき、少し逆説的ではありますが「これだけはしない」ということを明確にしておくのもひとつの方法です。

例えばこんな風に考えてみるのはいかがでしょうか。

○親として子供の友達の悪口は絶対に言わない。
○学校の先生への批判や非難は(子供の前では)決して口にしない。

これは親自身の「子育ての約束」です。それから子供に対しての「約束事」です。

○嘘はつかない。
○自分より小さな子、弱い子とはケンカしない。

「こういう子に育ってほしい」という家庭の考え方はえてして、親の希望が強くなりがちです。願いというのは誰でも大きくふくらみがちで、それが悪い意味での子供の重圧となることがあります。

そのあたりのバランスがとりづらい場合には、逆にこのように「これだけはわが家では許さないよ」という最低限のルールを決めるというのもひとつの方法なのです。

この時、「お父さんお母さんもこれは守るよ」と子供にだけ強制的に課したルールではないことを説明してあげるといいでしょう。

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