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健康・医療

子どもの脱水を防ぐために

冬、ノロ等のウイルス性胃腸炎が大流行します。
この時期、幼稚園や保育園、公共の遊び場などでどんどん感染が広がります。
かかった経験のあるお子さんをお持ちの方も多いでしょう。

かかると激しいおう吐や下痢を繰り返し、急激に水分が失われます。
おしっこの色が濃く少量、唇が渇いている、目がくぼんでいる、泣いても涙が出ない、などの症状が出ている場合、脱水症状になっています。すぐに病院に連れて行きましょう。

子供の体は大人よりも水分が多く脱水症状を引き起こしやすいので、体からどんどん水分が失われる状況下ではこまめな水分補給が欠かせません。

脱水状態の時に最適な飲み物は経口補水液です。
スポーツ飲料とは違い、糖質が少なく、脱水時に失われるナトリウムやカリウムなどの大切な電解質も水分と一緒に補うことができます。
飲み方は、5〜10?を少しずつ、です。たくさん飲むとおう吐を誘発してしまうこともあるので注意しましょう。

我が家でも、こどもがウィルス性胃腸炎にかかった時、用意しました。
ところがいざ飲ませてみると、吐き出してしまいなかなか飲み進みません。
同時期に感染していた私も飲んでみましたが、味が苦手でどうにものどを通りませんでした。

医者にその旨を説明したところ、スポーツ飲料を薄めて塩を足して飲む方法を教えていただきました。
私は飲めましたが、子供は嫌がり、水ばかり欲しがっていました。
最終的には湯にお砂糖とお塩を溶かし、さましたものを用意し、飲みづらい味ではありましたが、なんとか飲んでくれました。

あとで落ち着いた頃に調べてみたら、レモンやグレープフルーツの果汁を加えると飲みやすいしカリウム補充にもなるとあり、もっと早く調べればよかったと後悔しました。

いろんな水分補給の方法がありますが、緊急時のためには、効果が高く手間のない経口補水液を一本でも用意しておくとよいと思います。
ただし、備えていても期限が切れてしまっては使えません。確認をお忘れなく。

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