- 勉強が嫌いなんじゃないです。面倒なだけです
- 面倒くささが消えれば勉強も多少はしてくれます
- お母さんが子どもの勉強の無駄を省いてあげていますか?
- やる気のある子でも面倒くさいと感じれば勉強しません
- 子どもが感じる面倒をまとめて消去すれば、自ら机に向かいます
勉強が嫌い=面倒くさい
勉強が嫌いな小学生は山ほどいます。そんな子どもたちの共通点は、勉強すること自体ではなくて、その行為に面倒臭さを感じているからです。
例えばお母さんでも、料理が嫌いという人は結構多いと思います。でも料理自体が嫌いなんじゃなくて、料理の準備や後片付け、どんな献立にしようかと考えるのが嫌なだけじゃないですか?それでも料理が嫌いって言っちゃいますよね?
子どもが感じる勉強の面倒臭さは準備、答え合わせ、どこをやるか?
子どもが勉強が嫌いと感じるのは、勉強するまでの準備、問題を解いて答え合わせすること、どこをどこまで勉強するのかを決める、などなど、勉強するという中心のこと以外です。
いくら勉強が嫌いといっても、問題を解く、考えるだけなら嫌いという子は少ないんです。特に小学生の間はクイズ感覚で解ける無邪気さもあるので、ちょっと面倒臭さを省いてやれば自然とできるようになるんです。
嫌にならない適切な量を素早く目の前に出してあげてください
大人だっていきなりドン!とこれからやるべき仕事の書類を出されたら嫌になります。子どもだってそう。これだけやりましょうっていう勉強量が多かったら、今日はともかくこれからもこれだけやるのか…と多すぎる教材にうんざりして勉強嫌いになります。
子どもの要素を伺って、機嫌が良さそうならちょっと多めに、疲れていそう、学校で何かうまくいかなかったかな?というときは少なくしたり、今日はいいよって休ませたり…そんな風にできるのって親しかいないですよね。
勉強が好きなの?あの子…という感じのお子さんの家庭は、自然と親が子どものやる気をコントロールできているんです。
問題を解く、理解する時間だけにしてあげて
勉強が嫌いなのは時間を取られるという面も原因です。問題を解くだけ、何か教えられるだけならまだいいんです。でも答え合わせだとか、自分で勉強する範囲を決めたりとかはストレスなんです。大人でも面倒じゃないですか?こういうの。
勉強効果って反復学習につきるんです。いかに同じ、似た問題をある程度の期間で繰り返すか。このことだけに集中させると、学力はうなぎ登りに上がるし、子どもの勉強きらいも治ります。
分からないまま放置しないで同じ問題をやらせてあげて
自分で勉強できる小学生は、大人でも驚くほど自分に厳しかったりします。間違えた問題を見なおして、なぜ間違えたのか必死に分析して、また解いてみる、似た問題を解いてみるといったことをします。
これって大人になっても続く一生の宝となる勉強方法なんです。小学生の頃から秀才みたいな子どもがいますが、この学習方法を天然自然にできているケースが目立ちます。
つまり分からなかった問題を放置してはいけないということ。でも子どもって間違えたら間違えたで放ったらかしにして、先々次の問題に進みがち。そして分からんと匙を投げてしまい、僕は勉強ができないんだと心にフタをしてしまいます。
お母さんは、自分のお子さんがどんな問題を間違えて、どんな風に理解できなかったのか分かっていますか?勉強ができる子の家庭はそれを親が導いているんですよ。
小学生だから親が勉強を見てあげるっていいますが、本当に見なくちゃいけないのはココなんです。誘導です。子どもの今の学力状態を見極めて、適切なタイミングでまた同じ問題をやらせる。この繰り返しで飛躍的に子どもの自信が育ち、勉強嫌いが吹っ飛びます。
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