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健康で常識のある友人に恵まれる大人に育って欲しい

子育てのゴールとはいつなのでしょう。
成人式でしょうか? 結婚して一家を成したとき?
いいえ、結局、親から見ればいつまでたっても子どもは子どもであり、子育てのゴールはあいまいなものなのでしょう。

しかし総じて、親としては子どもが「社会人」になることを一区切りとすることと思います。わが家でもそうでした。

では立派な社会人にすることが子育ての目標なのでしょうか。

立派な社会人とはどういう人なのでしょうか。

わが家では最終的には「健康でひとさまにご迷惑をかけず、法律を守って常識的な人になってほしい。いい友達に恵まれ友情を育み、できたら愛する人を持ってほしい」というところが、親の願いとなりました。

それはもちろん、途中途中では「国立大学に行ってくれたら」とか「医者にでもなってくれたら」とか親バカな夢を見たこともあれば、逆に「頼むからこれ以上荒れないでくれ…」「警察のお世話にはならないでくれ」と祈るような時期もありました。

育ててみて思うことは、育てたように子は育つという格言どおりということです。
ずぼらさが目につきイライラするわが家の子どもたちですが、翻ってみれば私自身が適当なところがあり、結局子どもは私たち親の鏡というところなのでしょうね。

3歳からスイミングに通わせたこと、小学校でそろばんを休まず行かせたこと、友達と喧嘩したときは仲直りするようコンコンと諭したこと、カードゲームでずるをしたとわかったときは家から追い出したこと……、躾(しつけ)という名、教育という名のもとに私が子どもにすすめてきたことが、結局どういう風に実となり、子どもの将来に役立ったのかは今もってわかりません。

でもそのときそのとき、親として精一杯やってみたということだけが私の自慢です。そして周囲を見渡すと、ほとんどの親が同じように「あのときはあのときなりに頑張ったんだよね」と言っています。

子育ての「成功」と「失敗」について、これが「成功」でこれが「失敗」とそう簡単には仕分けることなどできないようです。

ですが、きっと子どもの為になると思い、その時々に必死に育児をする。それだけのことでも、子どもは親の姿を見てどこかで親に対する想い、信頼を育てていってくれたのではないかと、今、思っています。

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