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子供の好奇心を大切にして育てよう

小さなお子さんがいる場合、いろんなことをやらせてみたくなります。親として、早くから文字が読めるようにさせたい、計算教室に行かせようか、英語は幼児のうちから教えたほうがいいのではないか……。

3人の子どもを育てた先輩ママとして、ひとつぜひ、そんなお母さんがたにお伝えしたいことがあります。

小さな子どもというのはとても柔らかな頭をもっていて、好奇心旺盛です。
親が「将来のためにこれを教えたい」「あれを覚えさせたい」という気持ちもよくわかります。そういう子どもに対する期待は大事だとも思います。期待を全くしないというのは妙な話で、それは無関心に近いものがあり、無関心は子育ての中でしてはいけないことだとも思います。

でも、親が「この子のためにこれをさせておきたい」という思い以上に、子どもが「これをしたがっている」というタイミングをぜひ注意深く見守ってほしいのです。

子どもによってはごく小さいうちから文字に興味を示す子もいます。絵本が好きで、指さして文字を「絵」として覚える子もいます。車の種類ならみんな言える子もいるでしょう。国旗を覚えている子もいます。動物の種類かもしれません。

なんにせよ、子どもが興味を示したら、そのときが「させてあげる」チャンスなのです。
なんだか表現が悪いのですが、食いついているときに欲しがっているエサを与えることが一番いいということです。

水辺の馬、という言葉があります。
馬を無理矢理川べりにひっぱっていっても、飲みたくない馬に水を飲ませることはできないというような意味です。

しかし小さな子に対しては、親はかなり「無理矢理」水を飲ませることはできます。脅したりすかしたり、褒めたりして、なんとかできないことではありません。

でもそれよりも、「飲みたい」時を見極めてあげれば、子どもはどん欲に学びとります。

時には子どもの興味の先が、親が思う「してあげたいこと」とは一致しないこともあるでしょう。
でもそれもまた、子どもの個性と思い、ぜひつきあってあげてください。お子さんには意外な才能が眠っているかもしれません。

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