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子供に寄り添って導く

生まれたばかりの赤ちゃんを抱いたお母さんなら、最初に思うことは「健やかに育ってほしい」ということではないでしょうか。まだ何もできない乳飲み子の健康を切に願うのは母親の深い愛情のあらわれでもあります。

それから「大きくなったら、しっかりした自立した子に育てたい」というのは親なら誰しも思うことでしょう。

成績が良いこともスポーツ万能なことも子を持つ親なら理想として描く夢のひとつですが、それ以前にまず、人として社会になじんだ「まっとうな」人生を送ってほしいと願うものです。

こうした成績以前の子供の成長について、親は大きな役割を担っています。スポーツや学業は、親の熱意も大事であると同時に、学校などの環境や良い指導者・先生との出会い、あるいは塾などの補助的役割を果たす「学習の専門家」のフォローによって大きく変わります。

しかし、お子さんが自立して社会に自分の立ち位置をしっかりと確立するということは、なんといっても小さいときからの親の導きが大切なのです。

社会人として生活をしていくということは、すなわち、「社会との関わりをうまく持つ事ができる」ということです。それは人と人との関係性をその人なりに快適に構築することができるということです。

難しく言いましたが、友だちを作ることや友情を感じて感謝したりすること、嫌な相手ともなんとかうまくこなすことができる、理不尽なことに対して自暴自棄にならない、好きな人を見つける、過ちを許すことができ、自分の過ちにふさぎこみすぎない、などといったことです。

こう書くと「当たり前のこと」のようですし、実際に自分自身をかえりみても、それなりに辛いことや我慢できないと思った過去もあるがなんとかやり過ごして来た、と思うことでしょう。

その「なんとかやっていく」という方法を、お子さんが小さい時から学校や友だちとの関係の中で迷いながら探し、積み上げていく体験がとても大切なのです。

そのなかで親として、お子さんが辛いとき、苦しいときをぜひ寄り添い、時に突き放しながら、しかし常に「お子さんの側にいて、守ってあげるよ」という気持ちを伝えて見守っていただきたいと思います。

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