秘書として英語を使っていた人に、その仕事内容などを聞いてみました。
働いている人は男性が多い?女性が多い?
ほとんどが女性、と言っていいかと思います。男性の秘書の方というと政治家の秘書など、その職に関する卵の方だったりすることもありますね。
女性が多い理由としては、まだまだ秘書がつくようなエグゼクティブの仕事に就く肩は男性が多いこともありますが、やはり女性特有の細やかな気づきや心配りが出来ることが大きいのではないでしょうか。
この仕事に必要な資格はある?
秘書検定、というものがあります。また、資格ということではありませんが語学力、パソコンスキルがあれば出来る仕事の幅が広がります。
必須ではないけど、あると役立つ資格や知識、スキルはある?
どんな知識でもつなげることによって役立つことがあるお仕事です。語学力はもとより、コミュニケーションスキル、マナーや手土産の知識など、多岐にわたることにアンテナを張り巡らせ、必要な時にその引き出しを開けられるようにしておきたいものです。
この仕事の働き方はどんなのがある?
基本的にはフルタイムの正社員が多いと思いますが、派遣の形をとる場合もあります。
この仕事をしている人の年齢層、年齢の有利不利の有無はある?
若い方が多いイメージがあるかもしれませんが、エグゼクティブセクレタリーとなるとやはり経験豊富な方でないと務まらないことがあります。ただ、一般的には若手を育成していくという観点から20代の募集が多いのではないでしょうか。
必要な英語力はどれくらい?
これはどのような方の秘書となるかによりますが、外国人やグローバルに活躍される方の秘書となると、ネイティブレベル~ビジネスレベル上級が求められます。日本人の方で、国内のみでお仕事をされる方の秘書であったとしても、ビジネスレベル初級はあったほうがよいでしょう。
どんな人を相手に仕事をする?
もちろん、秘書として付く方がメインですが、来客の対応をすることも多いので、エグゼクティブな方が多いです。
収入は多い?少ない?
あまり多くはありません。秘書としてのスキルが高ければエグゼクティブセクレタリーへの道が開けます。そうなると、平均年収の倍ほどの年収も稼げます。
この仕事の需要、就職先は多い?競争が厳しい?
競争は非常に厳しいと思います。需要としてはスキルの高い方か、若手の2つに分かれる傾向があるかと思います。秘書を必要とする方がいらっしゃる会社に必要な人数だけ、不景気となれば不必要な秘書はまず削減されるということもままあります。
副業として働ける?
副業として働くことは不可能だと思います。
この仕事に就くまでの過程は?
新卒で「秘書課」があるような大手企業に入る、他の職種を経験したうえで、社内で適正を見いだされて秘書となる、出産や育児による働き方の変更によりアシスタントを兼ねた秘書となる、ということが多いかと思います。
転職して秘書となられる方の前職としては、客室乗務員などの航空関係、総務・営業事務などの事務系、特殊なところで夜がメインの接客のお仕事をされていた方などがいます。