洗濯代行で介護の苦労が減る

はじめて「洗濯代行サービス」なるものを聞いたときは「そんなものまで外注できるんだ」と驚いたものですが、最近はだいぶ見かけるようになってきました。

最初は独身男性の社会人を対象にしていたようですが、実際にはけっこう主婦の利用もあるようです。

私もそのうちのひとりですが（笑）

うちの場合は、数年前、同居している舅（しゅうと）が病気で倒れて家庭で介護するようになってから使い始めました。

それまで同居といっても二世帯住宅で舅も自分で自分のものは洗濯していたのですが、正直なところ、そうなって、私も舅の洗濯物を全部やるのが大変だったこと、それと介護の問題上、いろいろとシーツなどの洗濯も増えて、それが非常に私の負担になったこと、がきっかけです。

私が頼んでいるところは、通常の洗濯だけでなく、必要に応じてアイロンがけや染み抜きなどもしてくれます。

私は定期的に４～６人家族用の袋に詰めて集荷してもらうコースを選んでいますが、夫のワイシャツやズボンなども一緒にだして、アイロンがけも頼んでしまっています。

もともと洗濯が好きではなかった、ということもありますが、洗濯は洗濯機を回すだけではなくて、その後の、干して、取り込んで、たたんで、という作業が思いのほか、大変なんですよ。

特に介護している方はおわかりかと思うのですが、タオルやシーツが大量に必要ですし、こう言うのもどうかとは思うのですが、家族とはいえ舅のもので……、普段はとにかく、そうした介護に疲れた状況になると、その人の洗濯物をやる、という状況じたいに嫌気がさしてしまうことも、あるんですよ。

それが、外注することで気持ち的にも時間的にも多少なりとも余裕ができれば、介護することに対してストレスが減り、優しく応対できるという結果にもつながっていきます。

介護をしているときは、私はもし経済的に許されるならば、家事全般において、外注できるものは外注してかまわないと思います。

そうして、介護以外の家事の時間、負担を少しでも減らしていくことで介護する人間のストレスを減らしていくように周囲も気をつけてあげてほしいなと思います。

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