コゴトコム

  1. HOME
  2. 暮らし
  3. 家事
  4. 幼児教育
  5. 幼児教育は親への信頼を作るためにある
暮らし

幼児教育は親への信頼を作るためにある

小学校1年生の子を見ていると、親が幼児教育に何をしてきたか、とてもわかりやすいものです。
本来、小学校で一斉スタートしているのが基本なわけですが、実際にはほとんどの子が文字を読めて書けます。数字も10ぐらいまでは書けたりしますね。

中には英語ができるとか、計算ができる子も珍しくはありません。それらは親が幼児のとき、幼稚園保育園時代に積極的に子どもに学ばせた結果です。

それ自体はすばらしいことです。
子どもに脅迫的に教えている人はほんのひと握りで、多くの場合は親はよかれと思い、いろいろな教室に通わせたり、一生懸命教えたりした結果です。

しかし同時にぜひわかっていただきたいのは、それはスタートした時点の問題であって、結果的に「やってきた子」も「やらなかった子」も一時期、必ず同じラインに立つようになります。
もちろん中には低学年のうちから落ちこぼれるようなことがないとは言いませんが、この場合は大抵もっと別のところに原因があるものです。
少なくとも1年生ぐらいまでの間は、結局、ちょっとばっかり出来るというぐらいの差であり、それは小学校できちんと親子で学習する姿勢を作ることができれば問題なくその差を埋めることはできるのです。

それより大切なのは、「学習する姿勢」を覚えさせるにあたって、親子の関係がきちんとできているかということにあるのです。子どもが親に対する信頼をその時点ですでに失っていたら、とても大変なことです。
結局、子どもは幼児から小学校ぐらいまでの間は、特に「親に褒めてほしくて」頑張ることが多いのです。
それがだんだんと自分自身の満足のために、達成する喜びのために、頑張るように変化していくのが普通なのです。

だから、子どもが「親に褒められて嬉しい」というもっとも当たり前の感情を持てるよう、小さなうちから親子の関係を作りあげてほしいと思います。親を信じている子どもは、結局、自分自身をも信じることができるから、です。

他の記事もどうぞ

幼児教育

洗濯代行