子供を信じ続けるということがどれほど大変なことか、今小さなお子さんをお持ちのお母さん、お父さんには想像できないかもしれません。
天使のような笑顔を見せる幼児や、すやすや眠る赤ちゃんを見ているとき、親は「絶対にこの子を一生守っていこう、この子を信じて育てていこう」と一度は思うものです。
でも、子供とは成長するものです。
子供を信じるというのは、その成長過程を信じるということです。これがとても難しい。
小学校ぐらいですでに、一度や二度は親として子供に対する不信感を抱くはずです。よくあることは「やった、やってない」という話ですね。
こういうことは親が子を不自然に信じるというよりも、疑ってかかる場面があっても問題はありません。それは、お子さんに対する「信頼の問題」とは違って、お子さんの行為に対する善悪の問題です。
難しいのは、たとえば「私はこれをやりたい」というお子さんの希望や夢に対する信頼です。例えば水泳をがんばってオリンピック選手になるんだ、と言うかもしれませんし、親が一生懸命準備して受験させようという時期になって「僕は料理を勉強したい」などと言うときもあるでしょう。
そのときの子供のやる気、夢や希望に対して「馬鹿なことを言う」とか「できっこない」という頭ごなしの反論は、それこそ、「子供に対する信頼」がない表れで、親子の信頼関係にかかわってきます。
もちろん、すでに社会人生活の経験者である先輩として、そのようなことが困難な道であることや、デメリットがあることなどを冷静にさとしてあげることは必要でしょう。
しかし、ただ親が希望する道をとろうとしないことに対して、むやみにカッとなるのは絶対によくありません。
そしてそれは、突き詰めてみて行くと、実は幼児期に親子関係のなかの信頼性をお互いにうまく築けていなかったことにつながります。
お子さんが小さいとき、そういう場面はなかなか想像もつかないことでしょう。でも、やがてもっともっと複雑で難しい時期に入って行く事を親として覚悟しておくことです。
そしてその時のために、お子さんが幼いうちからたくさん、親子で楽しい思い出をしておきましょう。
難しい時期がきたとき、実は親子でお互いに胸の奥のほうで「お父さんお母さんが本当は好きだ」「子供とはこんなに楽しくすごしてきた」そういう気持ちが残っている限り、家族や親子の崩壊はおきません。
土台がしっかりしている家は、強風に窓ガラスが割れることはあっても、家そのものが崩れ落ちることはないのです。
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