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野菜嫌いな子供、多いですよね。人参が嫌い、苦いのがいや、緑色だといらないとつまみ出す。満足にご飯も食べられない人もいるんだよ、と諭してみたり、なんとか食べさせようと躍起になってみたり、頭を悩ませているお母さんも多いのではないでしょうか。

そんな時に、生野菜を食べないなら野菜ジュースで栄養補給だ、と飲ませたことはありますか？

私は子供が野菜嫌いなのもあり、市販の野菜ジュースを割と頻繁に飲ませていました。
しかし、以前自治体の講習会で野菜ジュースは野菜の代わりにならないと聞き、以来なるべくあげすぎないように気を付けつつ飲ませています。

でも、なぜ市販の野菜ジュースでは栄養が取れないのでしょう。

野菜ジュースでも濃縮還元と自宅でミキサーで作るジュースがあります。

「濃縮還元」とは、搾った果汁から水分を飛ばして濃縮し冷凍保存し、
使うときに水を加えて元の濃度に戻すという製法です。
製造過程でとんだ風味を香料で補われていたりします。

次に素材そのもので作れる野菜ジュースですが、香料を使わずとも香りが楽しめます。
また自宅で作れば、使う機材によるのですが、ビタミンCをなるべく壊すさないように作ることができます。

結論としては、栄養が摂れないというより濃縮還元は香料などの添加物が入っているため、できるなら自家製のもので飲むとよい、ということです。

また、市販品においての野菜ジュースの選び方として、
果汁より野菜が多いものを選びましょう。入っている野菜の割合は季節によって変わるそうなので、都度チェックしてみましょう。
その際栄養価の高い緑黄色野菜が多く含まれているかどうかも見てください。
ビタミンの量が多め、添加物が少ない、糖質が少ない（砂糖などを添加していないか）という点も大事です。

野菜ジュースばかり飲ませても、摂取する糖分が多く、虫歯や肥満、糖尿病などを引き起こしますので、野菜の代わりにはなりません。あくまでも補助的な役割で野菜ジュースを利用しましょう。

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